SEOとサイト内部設計の重要要素

コンテンツの内部を適切に設計したからといって、ユーザーは目的の情報にたどり着けるかというとそうではありません。

やはり、実際のサイト内で、その構造に沿って、各々のページにリンクが張っていなければならないのです。図書館でいえば、ジャンル分類表だけが置いてあって、肝心の本の方が立ち入り禁止の書庫に保管されているのと一緒です。

検索エンジンというのは、「ウェブサイトのクロール」「クロールしたページのインデックス」「インデックスしたページのアルゴリズムによるランク付け」といった3つのステップを踏んでページを評価します。

そして検索結果を表示するのです。

SEOを考える上で最も大切なのは、ウエブサイトのクロールをサポートすることです。要するにgooglebotにクロールしてもらいやすくするということです。

サイト内部のリンクというのは、検索エンジンとユーザーにとってとても重要な役割といえます。サイト内部のリンクを最適化するということで、すべてのページの双方向リンクでつなげる、関連するページにリンクを張る、常にトップページ、最上位のカテゴリのリンクを張るということに気を付けなければならないと言います。

googlebotというのはリンクを辿ってページをクロールしていくそうです。

ということは、クロールされないページは検索結果に表示されることもないということです。これは致命的です。これはユーザーのウエブ閲覧にもいえることです。ユーザーはリンクを張ってないと、ページを見つけることができません。

ユーザーが探す情報が提供できないサイトというのは、ユーザーにとって無いと同然です。

ユーザービリティが悪いといえるのです。