SEOとパンくずリストについて

トップページから現在表示されているページまでの階層を表すリンクの集まりをパンくずリストといいます。

ページの上部に設置するのが通常です。

階層が3階層以上になるようなサイトならば必ず設置するべきです。

パンくずという名称は、童話のヘンゼルとグレーテルが由来となっているそうです。主人公んヘンゼルが森を歩くときに迷わないようにパンくずを千切って落として歩いたことからきました。

ユーザーはサイト内で、どこの場所にいるのかということをパンくずリストですぐに把握できるようになります。まさにヘンゼルとグレーテルのように迷子にならないということです。

これは検索エンジンにも有効で、サイトの構造を伝えやすくなります。検索エンジンフレンドリーなナビゲーションといえます。このパンくずリストに対して構造化マークアップすることで検索結果に表示されることもあります。

メインコンテンツというのは、そのページの主内容に該当するものです。ヘッダーやフッダー、サイドナビゲーションなどのサイトの共通要素を除いたものとなります。メインコンテンツのリンクというのは、自然と設置されるものだといえます。

文章の流れの中からのリンクということで、リンク先は当然、本文の参考ページだったり関連ページとなります。

検索エンジンは、メインコンテンツからのリンクをページ内容との関連性が高いものと判断します。なので、これはSEO効果が最も高いものといえます。ユーザーにとっても関連ページへのリンクはとても便利となります。

検索エンジンの観点から見ても有益ですが、それだけでなく求める情報にたどり着きやすいというのは、ユーザーにとって非常に使いやすものだといえます。