SEOとリンクURLの形式について

googlebotはそれぞれのページを見つけるのに、ウエブサイト内のリンクを辿ります。

このときに、リンクのURLの統一をしていなければ、同一ページであっても、別のページと認識してしまいます。

そのため、検索エンジンからの評価が分散してしまうといいます。

基本的にURLの正規化に対応していたらいいのですが、問題にならなくても、アクセスしたURLが正規化のためにリダレクトされたりすると、ページの表示に時間がかかってしまいます。そういったことを緩和するためにも、サイト内部のリンクURLは正規ページのURLに統一すべきです。

どういったことで、URLに揺れが発生するのでしょうか。

そのポイントとして、indexファイル名の有無、末尾のスラッシュの有無、wwwの有無、httpとhttpsの混在といったところです。内部のリンクを張るときには、必ずこのポイントを確認するようにすべきです。

また、リンク形式には、googlebotが認識しやすい形式としにくい形式があります。クローラビリティの観点で悪影響が出る場合もあるようです。

ユーザー目線で問題にならないといっても無視できない問題です。

以前の検索エンジンで、HTMLのbody要素からのテキスト形式のコンテンツだけが認識可能でJavaScriptなどのリンクが認識できないということがありました。現在はJavaScriptも問題なく処理できますし、フォーム送信も可能な場合も増えました。それでも、リンクの形式を気にしなければならない場合もまだあります。

基本的には、URLはテキストで記述する方がよいようです。追加したページをすぐに発見してもらうにはサイトの静的な場所からリンクすべきです。